近年、あらゆるエネルギー災害の中でももっとも大きな脅威は、地球温暖化とそれに伴う気候変動かもしれません。
多くの人々が、地球温暖化と気候変動を現代のもっとも重要な問題と位置づけています。
そして、現世代は未来にとんでもない遺産を遺そうとしているのではないか、
子々孫々は今の私たちの無為無策の結果に苦しむことになるのではないか。と心配しています。
かつて、「環境は未来からの借り物である」という言葉を目にしたことがありましたが、この意識をもって、
社会や環境のために今、できること、なすべきことを一つ一つ行動に移し、改善への道筋を立てていくことが、大切ではないでしょうか。
私たちジャパンサイクルは、利用価値の少ない有機性資源の循環事業を通じて、社会、とりわけ近隣にある有機性資源を活用し付加価値を加え、
再生資源・エネルギーとして還元していくことで、環境にも人々にも優しく、未来環境に希望がもてる循環型社会の実現に向けて、
日々研鑽し、新たなことへもチャレンジできる組織でありたいと考えます。
そして、公共性と経済性をお客様と共にバランス良く考え行動するチームでありたいと考えています。
何事も「できるかできないか」ではなく、「どうあるべきか」で考え、判断し、行動に移すことができる、挑戦する人々の集まりであり続けたい。
そして、循環型社会における地域の社会インフラの一部を担うという気概を持ち、環境負荷の少ない、
よりよい社会の実現に向けて、安定稼働運用の推進と皆様の発展に貢献できるよう精進して参ります。
ジャパンサイクル株式会社
本施設では、地域から排出される間伐材・食品生ごみ等を、堆肥・畜舎敷料・緑化基盤材、高機能有機質肥料・脱臭材等に再生利用します。
従来、このような有機性資源材は焼却や埋立されていました。
本事業では、これらを有用な資源として再生することで最終処分量を削減し、資源の有効利用を推進します。
また、本施設はバイオマスを原料とし、これらを微生物によって発酵堆肥化を行う施設です。
そのため、他の廃棄物処理施設のような排水処理や化石燃料での乾燥や焼却は行われません。
従って、環境に影響を与えるような排水や排気の発生はなく、さらに、これまでこのような資源を焼却する際に使用されていたエネルギー資源が不要となります。
本施設は、従来焼却や埋立されていた有機性廃棄物を肥料等の原材料と位置付け再生利用をすることを目的とした施設です。
本施設では、地域から排出される間伐材、食品生ごみ等から微生物発酵により、
堆肥・畜舎敷料・緑化基盤材・高機能有機質肥料・脱臭材等を生産します。
そして、本施設で生産された堆肥・肥料等は、農耕地や緑地へ還元され、良質な農作物を生み出します。
当社は、有機性廃棄物の再生事業の実践を使命と受けとめ、資源循環型社会の構築に向け、再生利活用できる安全な製品づくりを行っています。
食品工場や私たちの生活圏から排出される有機性廃棄物を原材料に、
当社独自の高速発酵システムを構築して製造されたものが有機堆肥「勇気万作」「勇気万作2号」「北の万作」です。
製造 | いわでやま資源循環モデルセンター |
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登録区分 | 肥料登録法「普通肥料」 |
肥料名 | 登録番号 | 原料 |
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勇気万作 | 生第87539号 | 食品工業汚泥、動植物残渣 |
勇気万作2号 | 生第88014号 | 下水汚泥、食品工業汚泥、動植物性残渣 |
勇気万作3号 | 生第90464号 | 鶏糞、食品工業汚泥、動植物性残渣 |
勇気万作4号 | 生第92384号 | 下水汚泥、鶏糞、動植物質原料、食品工業汚泥 |
※現在は勇気万作4号のみ生産しています。 |
製造 | 石狩資源循環モデルセンター |
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登録区分 | 肥料登録法「普通肥料」 |
肥料名 | 登録番号 | 原料 |
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北の万作 | 生第88428号 | 食品工業汚泥、動植物残渣 |
北の万作2号 | 生第89465号 | 下水汚泥、食品工業汚泥、動植物性残渣 |
北の万作3号 | 生第92383号 | 動植物残渣、下水汚泥、食品工業汚泥 |
※現在は北の万作3号のみ生産しています。 |
水稲 | 野菜 | 果樹 | 花 | 植木 |
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30 ~ 40kg | 50 ~ 200kg | 50 ~ 70kg | 30 ~ 120kg | 50 ~ 200kg |